2020年 12月 16日
12月13日「マリヤの賛歌」ルカの福音書1:39~56
イエスの母マリヤの信仰は当時にあって非常に強いものであった。
当時、本来ならば正式な結婚をしていない男女に子どもが与えられることは刑罰の対象となる大問題であった。
処女であったにもかかわらず子どもを宿すなど誰が信じてくれるだろうか。
しかしマリヤは神のご計画、神から与えられた賜物を受け入れ、そのご計画に従った。
人間的な価値観では到底理解できない、受け入れられないことであっても、すべて神の御心のままになるようにと受け入れる純粋な信仰がマリヤにはあった。
そして、マリヤはこの後の時代すべての人が思う幸いなる人へと変えられていった。
その背後にはすべてを受け入れ、神に感謝し、喜びの賛美をささげたマリヤの信仰があった。
このマリヤこそ、神に用いられやすい器であった。
しかし、マリヤはイエスを宿し産むだけではなく、イエスの十字架の死を見届けた。
神の祝福のご計画には私たちの思う理想とはかけ離れた試練、痛みを伴うことがあるかもしれない。
それをすべて受け入れることは簡単ではない。
でも私たちもこのマリヤの信仰に倣い、この地上にあって誰もがうらやむ幸いなる人となろうではないか。
by ontheway-chapel
| 2020-12-16 11:50
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