2022年 05月 29日
5月29日「あきらめずに続ける」ガラテヤ書6:1~10
私たちの信仰生活をマラソンのレースに例えることがあります。
最近ではマラソンにもペースメーカーが一緒に走り、設定された目標タイムにむけて一定のペースで導いてくれます。
マラソンなどの長距離レースはずっと先頭を走っていると、風の抵抗を受けますし、精神的にも疲れてしまいます。
ですから、レース中は選手同士が時に先頭を譲り合ったり、給水で失敗した選手に自分のお水をあげたりするシーンも見かけます。
そうして協力し合いながら、目指すゴールに向かって走り続けるのですね。
私たちの信仰生活も長いレースに例えられるわけですが、そのレースもなかなか過酷です。
人生、うまくいく日もあれば、何をしてもダメな日もあります。
さっきまで順調だと思っていた次に瞬間に、思いがけない試練に遭遇することもあります。
時に疲れ果て、もう走ることもできない、その場で座り込んで動けなくなるようなこともあります。
そういう時には教会の仲間たちが励まし、祈ってくださるのですが、最後に私たちが必要とするペースメーカーは神様ご自身です。
神様は私たちが道を間違えそうになる時、こっちだよと軌道修正してくださいます。
疲れてきたときには、前に立って向かい風を防いでくださり、足取りが重くなったら後ろから背中を押してくださいます。
そして私たちにとって一番いいペースで私たちのことを導いて下さいますし、神様の導かれる先にあるゴールは天国ですから、大きな喜びが確約されているのです。
しかし私たちは時に神様から指し伸ばされる助けを自ら放棄してしまう。
あるいは余りの試練の大きさに、神様が信じられなくなり、諦めてしまう。
「あきらめずに続ければ、時が来て刈り取ることになります」と聖書は諦めずに続けることを推奨しています。
私たちの人生は長いです。だからこそ、様々な問題、試練が襲ってきます。
でも諦めずに神様をペースメーカーとして走り続けるならば、その先には素晴らしい祝福が待っているのです。
by ontheway-chapel
| 2022-05-29 13:53
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