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聖書のメッセージ

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川越国際キリスト教会の礼拝メッセージです。

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私はかつて体育会系バリバリの部活に所属していました。
先輩のいうことは絶対!たとえ、間違っていると思っていても、無条件に従うのです。
自分が右に行きたいと思っていても、先輩が左に行けと言えば左に行くのですね。

ローマ軍の百人隊長であった人は、イエスに助けを求めました。
自分のしもべが病気になって寝込んでいるので直してほしいと…
イエスは行って助けようと言われたのですが、百人隊長はイエスのことばを求めた。
その言葉通りになると確信していたのです。

イエスはこの百人隊長の姿勢に驚き、感動した。
イエスの言われた通りに従う信仰。
私たちはつい目に見える結果に縛られやすい。
しかし目に見える結果ではなく、イエスのことばの通りに必ずなる、という信仰に私たちも倣いたい。

このあとイエスは世の終わりの時、世界中から神に忠実な民が集められ、イエスとともに食卓に着けるという神の奥義を語る。
しかし同時に、そこから締め出される人がいることも伝えた。
この食卓に着けるのは世界中のすべての人が対象であるが、同時に神に忠実な者ならば、という条件が付いていた。

私たちは百人隊長のような信仰を目指したい。
その先には、天国における最高の食卓に付くことができることが約束されている。
信仰には希望があり、喜びがあり、感動があるのです。

# by ontheway-chapel | 2022-03-13 19:17 | Comments(0)
この世に罪を犯したことのない人はイエス・キリスト以外にいません。
どんなに素晴らしい功績を残した人であっても、やはり人間ですからどこかで罪を犯してしまうことがあるのですね。

教会学校で子どもたちに「今まで嘘をついたことがない人いるかな?」
と尋ねると、時々、得意気に手を挙げる子どもがいます。
思わず、くすりと笑ってしまいます。
周りの子が、「それがもう嘘だよ!」と突っ込みを入れてくれるのです。

ギデオンはとても素晴らしい働きをしました。
神様の命令に忠実に従い、敵を倒したギデオンでした。
しかしギデオンは敵の戦利品で大祭司だけが身に着けることのできるエポデを自分のために作ってしまいました。
自分で大祭司の役割まで使用としてしまったのです。
神様のための働きは、それぞれに役割があるのですが、ギデオンはそこに介入してしまったのですね。

このようにどんな英雄でも、どんなに素晴らしい評価をもらった人でも、どこかで失敗し、罪を犯してしまうのです。
でも、神様は罪を犯した私たちを救うために、神の御子イエス・キリストをこの世に送ってくださったのですね。
神は弱さを抱えた私たちを見捨てることはありません。
救いの道を、回復の道を備えてくださるのです。
この神の愛に包まれた私たちは、安心して神様と共に歩んでいきたいと思います。
神様と一緒ならば、どのような絶望も希望に変えて下さるのです。

# by ontheway-chapel | 2022-03-06 19:08 | Comments(0)
人間同士の付き合い、関係は実に難しいですね。
相手のことを思って、良かれと取った行動が、伝えた言葉が、思いがけない怒りなどの反応となって帰って来ることがあります。
あなたのためを思って、としたはずなのにどうして私がこんなに怒られるのか、誤らなければならないのか、と理不尽な仕打ちにあることもあります。
最近は場の空気を読めないと世の中、うまくやっていけない、などと言われることもありますが、これも簡単なことではありません。
相手の感情を知ることは本当に難しいのです。(自分の感情すらうまくコントロールできない私たちですから…)

ギデオンは敵との戦いの最中、思いがけず味方であるはずの仲間からの攻撃、非難を受けました。
助けてくれると思っていた仲間から冷たい仕打ちを受けました。
その背後には、嫉妬や誤解、プライドや自分中心の思いがありました。

それに対して、ギデオンは時に寛容な態度をもって、相手のプライドに配慮しながら応対し、相手の怒りを和らげました。
また時には実に激しい言葉をもって復讐を誓うこともしています。

いずれにしても、ギデオンはこうした複雑な人間の感情の狭間で何を見ていたのかと言いますと、神様をしっかりと見つめていたということです。
プライドや嫉妬、自己中心的な思いは神さま不在の視点といってもいいでしょう。
ギデオンは人間関係よりも、神様との関係を大切にし、そのうえで時に温和に、時に激しく、神様と共に歩む道を選択しています。
この世や人間関係に翻弄されることなく、神様の視点を携えたうえで、この地上における複雑な人間関係を築いていけたら良いのではないでしょうか。
「柔らかな答えは憤りを静める。しかし激しいことばは怒りを引き起こす」(箴言15:1)




# by ontheway-chapel | 2022-02-27 11:41 | Comments(0)
日本の歴史を見ていくと、幾多の戦いがありました。
そしてその中には、とてもユニークな闘い方が記録として残されています。

・静かな川を挟んで敵と対峙している時、突然野鳥の大軍が飛び立った、その音に驚いて敵が逃げてしまい勝利した。
・夜中土砂降りの雨の中で敵が油断している隙に、敵の本体に近づき奇襲攻撃をかけて勝利した。
・人数の少なさをごまかすために、牛の角にたいまつをつけて大軍が押し寄せたように見せかけ、敵を混乱させて同士打ちにさせて勝利した。

13万人以上いたミデヤン人を前に、わずか300人のギデオンたちがどのように戦い、勝利するのか?
主がイスラエルに与えた武器は角笛と、からつぼとたいまつでした。
普通に考えたら弓矢や刀、大砲などが欲しいところですが、これが主の戦い方でした。

神様に不可能なことはありません。
その神様の示された方法こそが最善であり、最も勝利に近づくための良い方法であります。
ギデオンたちは神様の戦い方でミデヤン人を攻撃し、敵はパニックになって同士打ちをしてたった300人が13万人に勝ったのです。

神様の方法は、私たち信仰者から見ても、時に納得できない、素直に従えないことがあります。
しかし、神様は私たちに必要な訓練を、勇気を、助け手を与えてくださって、勝利への道を与えて下さいます。
自分の常識、考えに頼るのではなく、神様の方法にこそ頼っていきたいと思います。

# by ontheway-chapel | 2022-02-13 11:30 | Comments(0)
聖書にはしばしば、私たちの常識を超える神様のご計画が記されています。
皆さんだったら、次の質問にどうお答えになるでしょうか?

敵の数13万人以上にたいして、味方は3万人です。
皆さんだったら、この状況においてどうしますか?

普通の感覚だったら、もっと味方を増やしたいと思うかと思います。
あるいは、この劣勢を挽回するような強力な武器が欲しいと願うかもしれません。

しかしこの場面で聖書の神が出した答えは
「まだ多すぎるから、味方の数を減らしなさい」
というものでした。

結果として神様は敵13万以上に対して、味方は300人で戦うようにと言うのです。
私たちの常識、目に見える世界においてはたくさんの味方、強力な武器こそが、勝利の秘訣となるかと思います。
しかし、聖書で最も必要とされたのは「信仰」でした。
神様こそが勝利であり、神様に従うことこそが最善であるということを確信することが求められているのです。

ギデオンはここに至るまでに何度も神様を疑い、試しながら、整えられていきました。
私たちもいきなりこのような信仰を獲得することは難しいですね。
だからこそ、日々の歩みにおいて信仰の積み重ねが必要となっていくのではないでしょうか。

# by ontheway-chapel | 2022-02-06 10:22 | Comments(0)

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